本と科学と尊みと

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小飼弾「本を遊ぶ」を読んで印象に残ったフレーズ

 小飼弾氏の「本を遊ぶ 働くほど負ける時代の読書術 (朝日文庫)」を読んだので、印象に残ったフレーズをいくつかご紹介します。

 

これからの時代をいかに知的に生きていくか、ヒントになる言葉がたくさんある本です。

 


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アスリートもディーラーも"worker"とは呼ばれません。彼らは"player"です。

まずは前書きから引用。

前書きとはいえ、この言葉が、わたしにとっては一番本書で重かったかなぁ。

次世代の、価値を生む働き方は、「労働者」ではなく、「プレイヤー」であるということです。

言われたことをするのではなく、楽しめることをする。

苦手ことでもただ頑張る、のではなく、得意なことに集中して戦略的にこなす。

そんなことが大事になってくるのだと思います。

そうなりたいなぁ。 

 

何が自分の利益になるのかということを、自分は全部知ったつもりでいるというのが貧しい。

役に立たない本は読まない、という姿勢に対してのコメントです。

そもそも役に立たないからやらない、というのは、plalyerとしての在り方ではないのですよね。

楽しそうだから、やる。のです。

 

実用的なことだけを考えても、知の探索範囲がせまい、ということは、人材としての伸びしろが狭い、ということにもなるかと思います。

 

難しめの本を1日15分しか読めないという人は、 1日15分しか自分の脳みそを使えていないということ。

最近難しめの本を読んでいなかったので、自戒を込めてこの言葉をご紹介。

「難しめ」のことを考える訓練として、「難しめの本を」読む、ということは、必要なのだなぁ。

 

何をさしおいても複式簿記の本を読んでおくべきだと思います。

簿記はノータッチだったので、勉強してみようと思います。

 

ベストセラーとは、普段本を買わない人がたまたま購入に至った本のことだからです。

なんか納得してしまいました。

その時点で最大瞬間風速的にマーケティングが成功した本がベストセラーになっている、といこうことですよね。

つまり、内容があるかどうかは関係がない。

 

本好きとしては、ベストセラーになった本が、5年後10年後に、まだ本屋に並んでいるようなら読むべし、ということなのだということだと思います。

 

まあ買っても読んでも実践できなければしょうがないし。

そういう意味だと、ベストセラーになった、「嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え」とか、どのくらいの人が実践できているのかしらん。

自分も含めて、なかなか実践しきれてないのではないかしらんー。

 

心の隙間を無意味な読書で埋めるような行為を、僕はこの本の読者にはしてほしくありません。

ついやっちゃうのですよね。これ。

でも、そういう本の使い方をしている、と、自覚してやっているなら、いいのではないかなぁ。

心身が疲れた時に、ラノベやらスピリチュアルな本で、ちょっと心に一息つく、という本の使い方はありだと思います。

わたしは、そうして、何回か救われてきた人間ではあるので。

  

本とは、さまざまな論理の積み重ねから構成されていますから、たくさんの本を読めば読むほど、バラエティに富んだ思考パターンが自然と頭に蓄積されます。

本を読む、ということの一番大きな効用はこれだと、わたしは思ってます。

色んな考え方のパターン、情報の構造、といったものを手に入れることができるのでずらね。

そして、そうして手に入れたものは、仕事だったり人間関係だったり、役立つものになるのです。

 

そういう、考え方のパターンの収集するだけでも楽しかったりもしますし。

 

まとめ

本を通じて、どうやって生きて、働いていけばいいか、多くのヒントが得られる一冊です。

わたしが紹介したほかにも、あなたに刺さる言葉があるはず。是非読んでみてください。

 

本を遊ぶ 働くほど負ける時代の読書術 (朝日文庫)

本を遊ぶ 働くほど負ける時代の読書術 (朝日文庫)