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ついガチャ課金しちゃうのは、「魔法石」が○○っぽくないから

なぜスマホゲームのガチャを引くために、つい課金をしてしまうのか、考えたことは有りますか?

今回は、以下の記事の内容をもとに、考えてみました。

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目次

現金よりクレジットカードののほうが無駄遣いしやすい

冒頭で紹介した記事から、過去に行われた、マサチューセッツ工科大学の研究を紹介します。

この研究では、バスケットボールの試合の入手困難なチケットが欲しい、という学生に、いくらならお金を払うか、という質問をしました。

そして、現金支払いに限定した場合と、クレジットカードを使っていい場合とで比較をすると、クレジットカードのほうが2倍も多くお金を払う、という結果が出たそうです。

つまり、現金払いより、クレジットカード払いのほうが、大きなお金を使いやすい、ということです。これは、感覚的にも分かる話だと思います。

現金っぽくないお金ほど、気軽に使っちゃう

クレジットカードの例からもわかるように、人間は、支払い方法によって、お金の使い方が変わります。そして、お金の使い方には、次の傾向があります。

The foggier the connection is between what we're buying and its real cost, the more likely we are to spend our money.
買っているものと実際にかかっているコストの関係がぼんやりしているほど、われわれはよりたくさんのお金を使ってしまう傾向にある。 How Video Games Trick You Into Spending Money - Video

つまり、あるものを手に入れるときに、使っているものとお金との関係があいまいであるほど、現金っぽくないものを介するど、お金を多く使ってしまう傾向にある、ということです。

「魔法石」は現金っぽさが、超低いお金

さて、スマホゲームで考えてみましょう。

多くのスマホゲームでは、パズドラの魔法石、モンストのオーブなど、現金を使って、アイテムを買わせ、そのアイテムを使って、ゲーム上のガチャだとか、アイテムを利用させています。

ゲーム内でいろいろなサービスと交換するために、現金を使って手に入れたものなのですから、ある意味これもお金のようなものなのです。でも、これをお金だと思っているひとは余りいないと思います。

なぜなら、魔法石は現金では直接買えません。たとえば、先に挙げた、クレジットカードを使わないと買えません。もしくは、現金を使って、コンビニで「iTunesカード」や「Google Playカード」を買って、それを使って、「魔法石」を買うことができます。

このように、現金でないものを間に挟んで、はじめて魔法石を買うことができます。このような形を取ってしまっているために、これが「お金っぽくないお金」になってしまっています。

さらに、直接お金を使うより、「お金っぽくないお金」のほうが、多く使ってしまうというわけですから、現金でガチャをするより、魔法石でガチャをするほうが、心理的な抵抗が少ない、ということになるわけです。このせいで、「ついガチャのために課金する」なんてことが起こるのだと思います。

「詫び石」やキャンペーンのプレゼントで更にお金っぽくなくなる

スマホゲームをやっていると、システムメンテが長引いただとか、バグが有っただとか、または、「キャンペーン」だからだとか、そういう理由でのせいで、魔法石のようなアイテムが貰えることが有ります。

この慣習が、さらに「魔法石」をお金っぽくないものに変えているんだろうなぁ…。